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2009-09-06から1日間の記事一覧

【日本神話】4.日向神話3/3 「ウガヤフキアエズの誕生」・「神武東征(東行)」

6.ウガヤフキアエズの誕生 地上の世界に帰ったヤマサチヒコは、海の神様に教えられた通りに、釣針を投げて返しました。お兄さんのウミサチヒコは怒って受け取らず、困ったヤマサチヒコは魔法の瓊(たま)を取りだしました。すると海の波がザブンザブンとやって…

【日本神話】 第3巻「出雲編」 第2章 因幡の白ウサギ

出雲大社 大国様と白うさぎ像 出雲の国にだいこくさま(大黒様)という神様がいらっしゃいました。その神様はおおぜいの兄弟があり、その中でもいちばん心のやさしい神様でした。 「因幡(いなば)の白ウサギ」で有名な大黒様は、このオオクニヌシ(大国主)ノ…

【日本神話】4.日向神話2/3 「海幸・山幸」・「海宮遊行」

4.海幸・山幸 火の中から産まれてきた三人の子供のうち、お兄さん(ホノスソリノミコト)は海で釣りをするのが上手だったのでウミサチヒコと呼ばれ、弟(ヒコホホデミノミコト)は山で狩りをするのが上手だったのでヤマサチヒコとよばれました。 ある日二人…

【日本神話】4.日向神話1/3 天孫降臨(てんそんこうりん)

■日向神話の構成 日本神話の中心は古事記・日本書紀にみえる神話です。この2つの書の神話は必ずしも同じではないが、全体としては1つの筋をもっていて、日本国と皇室の創生の物語が中心となっています。その物語の舞台は3つあります。日向と大和、そして…

【日本神話】3.出雲神話5/5 オオクニヌシの国譲り -葦原中国平定-

前:「大国主の国づくり」 次:出雲大社 『古事記』オオクニヌシの国譲り アマテラスら高天原にいた神々(天津神)は、「葦原中国を統治するべきなのは、天津神、とりわけアマテラスの子孫だ」とした。そのため、何人かの神を出雲に使わした。大国主の子であ…

出雲神話4/5 「オオクニヌシの国づくり」

前:「八十神の迫害・ 根の国訪問」 次:出雲神話「葦原中津国平定」 オオクニヌシの国づくり 大国主が出雲の美保岬にいたとき、海の彼方から天の羅摩船(あめのかがみのふね)に乗って、鵝(蛾の誤りとされる)の皮を丸剥ぎに剥いで衣服として、やって来る…

【日本神話】3.出雲神話3/5 オオクニヌシ物語 八十神の迫害・ 根の国訪問

八十神の迫害(兄神たちの迫害) オオクニヌシノカミ(オオナムヂ)の兄弟である八十神(ヤソガミ)たちは因幡のヤガミヒメに求婚するが、ヤカミヒメはプロポーズした兄たちには見向きもせず、オオクニヌシノカミを夫に選びました。 おもしろくない兄たちは…

出雲神話3/5 オオクニヌシ物語 八十神の迫害・ 根の国訪問

前:「因幡の白うさぎ」 次:「大国主の国づくり」 八十神の迫害(兄神たちの迫害) オオクニヌシノカミ(オオナムヂ)の兄弟である八十神(ヤソガミ)たちは因幡のヤガミヒメに求婚するが、ヤカミヒメはプロポーズした兄たちには見向きもせず、オオクニヌシ…

【日本神話】 第3巻「出雲編」 第1章 ヤマタノオロチ

乱暴な所業で高天原を追われたスサノオは、鳥髪(とりかみ)といわれる出雲の船通山(せんつうざん)に降り立ちました。 すると上流から箸(はし)が流れて来るではありませんか。川上に人が住んでいるのだろうと、スサノオは川沿いに上っていきました。 そ…

出雲神話2/5 オオクニヌシ物語 因幡の白うさぎ

出雲大社 大国様と白うさぎ像 ヤマタノオロチを退治して一躍ヒーローになったスサノオノミコトの孫の孫の孫、つまりスサノオノミコトから数えて6代目にオオクニヌシノカミが誕生しました。 たくさんの兄弟の末っ子としてオオクニヌシノカミは出雲に生まれ、…

【日本神話】 第3巻「出雲編」 第5章 オオクニヌシ(大国主)の国譲り

■オオクニヌシ(大国主)の国譲り(葦原中国平定) 高天原(たかまがはら)では、地上の豊かな出雲の国はアマテラスオオミカミ(天照大神)の子孫が治めるべきだという相談がなされていました。そこでアマテラスオオミカミは国譲りの交渉のために、3度も使いを…

【日本神話】 第3巻「出雲編」 第4章 オオクニヌシ(大国主)の国づくり

オオクニヌシ(大国主)が出雲の美保岬にいたとき、海の彼方からアメノカガミノフネ(天羅摩船)に乗って、鵝(ガチョウ・蛾の誤りとされる)の皮を丸剥ぎに剥いで衣服として、やって来る神がいました。大国主がその小さな神に名を尋ねたが答えなかった。従え…

出雲神話1/5 「スサノオとヤマタノオロチ」

前:高天原神話2/2 天の岩戸(岩屋) 次:出雲神話「因幡の白うさぎ」 乱暴な所業で高天原を追われたスサノオノ命は、鳥髪(とりかみ)といわれる出雲の船通山(せんつうざん)に降り立ちました。 すると上流から箸が流れて来るではありませんか。川上に人が…

高天原神話2/2 天の岩戸(岩屋)

天の岩戸(岩屋) アマテラスオオミカミも最初はスサノオノミコトを寛容な気持ちで受け入れていたのですが、スサノオノミコトがあまりにも好き勝手なふるまいをするので、怒ってしまいとうとう天の岩戸(あまのいわと)に隠れてしまいました。 高天原(たか…

高天原神話1/2 アマテラスとスサノオ

乱暴なスサノオノミコト イザナギ・イザナミはさまざまな神々を生み出していったが、火の神カグツチを出産した際にイザナミは火傷で死ぬ。愛する妻を失ったイザナギはその怒りから迦具土(加具土)神を十拳剣で切り殺した(この剣に付着し、したたり落ちた血…

【日本神話】 第3巻「出雲編」 第3章 兄神たちの迫害

(この記事では、大国主についての日本神話の中で、因幡の白兎の説話の後のものを記す。) 大国主神は多くの別名を持つ。これは元々別の神であった神々を統合したためともされる。 *神(カミ)・命(ミコト)は省略 オオクニヌシ(大国主)ノカミ(大国主神)…

1.天地開闢(てんちかびゃく)3/5 国の誕生・神々の誕生

イザナギノミコトとイザナミノミコト はるかな昔のことです。どろどろした固まりだった宇宙は、天と地に分かれ、神様たちが住んでいる天を、「高天原(たかまがはら)」といいました。 あるとき、神様たちが高天原から見下ろしてみますと、下界はまだ生まれ…

【日本神話】 第2巻「高天原編」 第2章 天の岩戸

誓約で身の潔白を証明したスサノオは、高天原(たかまがはら)に居座ってしまいました。そして、田の畔を壊して溝を埋めたり、御殿に糞を撒き散らしたりの乱暴を働きました。他の神はアマテラスに苦情をいいますが、アマテラスは「考えがあってのことなのだ…

【日本神話】 第2巻「高天原編」 第2章 天の岩戸

誓約で身の潔白を証明したスサノオは、高天原(たかまがはら)に居座ってしまいました。そして、田の畔を壊して溝を埋めたり、御殿に糞を撒き散らしたりの乱暴を働きました。他の神はアマテラスに苦情をいいますが、アマテラスは「考えがあってのことなのだ…

1.天地開闢(てんちかいびゃく)2/5 「神々の誕生」

『古事記』 1.世界の始まり 「神々の誕生」 根源神たちの登場 『古事記』によれば、「天地初発之時」(あめつちのはじめのとき)という冒頭は天と地となって動き始めたときであり、天地がいかに創造されたかを語ってはいませんが、一般的には、日本神話にお…

1.天地開闢(てんちかいびゃく)1/5 世界の始まり

現在、日本神話と呼ばれる伝承は、そのほとんどが『古事記』、『日本書紀』および地方各国の『風土記』にみられる記述をもとにしています。高天原の神々を中心とする神話がその大半を占めていますが、その一方で出典となる文献は決して多くはありません。 本…

【日本神話】 第2巻「高天原編」 第1章 アマテラスとスサノオ

■禊祓と三貴子の誕生 黄泉の国(よみのくに)から戻ったイザナギは、この後もさまざまな神々を生みました。イザナギは黄泉の穢れから身を清めるために、竺紫(つくし)の日向(ひむか)の橘の小門(をど)の阿波岐原(あはきはら:現在の宮崎県宮崎市阿波岐…

【日本神話】 第2巻「高天原編」 第1章 アマテラスとスサノオ

■禊祓と三貴子の誕生 黄泉の国(よみのくに)から戻ったイザナギは、この後もさまざまな神々を生みました。イザナギは黄泉の穢れから身を清めるために、竺紫(つくし)の日向(ひむか)の橘の小門(をど)の阿波岐原(あはきはら:現在の宮崎県宮崎市阿波岐…

【日本神話】 第1巻「創世編」 第1章 天地の始まりと神々の誕生

第1巻 創世編 第1章 天地の始まりと神々の誕生 『古事記』には、天地がいかに創造されたかの記載はありませんが、「天地初発之時」(あめつちのはじめのとき)という冒頭は天と地となって動き始めたときであり、天地がいかに創造されたかを語ってはいませ…

古事記 上巻「神話編」1 天地の始まりと神々の誕生

臣下の安万侶が申し上げます。 そもそも、万物万象の初め、混沌とした大本の部分はすでに固まっていたが、まだ生命も形も現われなかったころのことは、名もなく、また動きもなく、誰もその形を知りようがなかった。 上巻 創世編 1 天地の始まりと神々の誕生…

【日本神話】 第5巻「人代編」 第2章 タギシミミの反逆

天皇(神武天皇)にはヒメタタライスケヨリヒメ(ヒメタタライスズヒメ)との間の子、カムヤイミミ(神八井耳命)、ヒコヤイ(日子八井命)、カムヌナカワミミ(神沼河耳命)の他に、日向にいたころにアヒラヒメ(阿比良比売)との間にタギシミミ(多芸志美…

【日本神話】 第5巻「人代編」 第2章 タギシミミの反逆

天皇(神武天皇)にはヒメタタライスケヨリヒメ(ヒメタタライスズヒメ)との間の子、カムヤイミミ(神八井耳命)、ヒコヤイ(日子八井命)、カムヌナカワミミ(神沼河耳命)の他に、日向にいたころにアヒラヒメ(阿比良比売)との間にタギシミミ(多芸志美…

【日本神話】 第5巻「人代編」 第1章 神武東征

[古事記] 神倭伊波礼毘古命(カムヤマトイワレビコ=神武天皇)は、兄の五瀬命(イツセ)とともに、日向の高千穂で、葦原中国を治めるにはどこへ行くのが適当か相談し、東へ行くことにしました。 舟軍を率いて日向を出発して筑紫へ向かい、豊国の宇沙(現 宇…

【日本神話】 第5巻「人代編」 第1章 神武東征

[古事記] 神倭伊波礼毘古命(カムヤマトイワレビコ=神武天皇)は、兄の五瀬命(イツセ)とともに、日向の高千穂で、葦原中国を治めるにはどこへ行くのが適当か相談し、東へ行くことにしました。 舟軍を率いて日向を出発して筑紫へ向かい、豊国の宇沙(現 宇…

【日本神話】 第4巻「日向編」 第2章 海幸・山幸

■海幸・山幸 火の中から産まれてきた三人の子供のうち、お兄さん(ホノスソリノミコト1)は海で釣りをするのが上手だったのでウミサチヒコ(海幸彦)と呼ばれ、弟(ヒコホホデミノミコト2)は山で狩りをするのが上手だったのでヤマサチヒコ(山幸彦)とよば…