但馬国ねっと風土記

但馬国ねっとで風土記

専門家ではない視点からとらわれない最新の歴史から今を知る

アメノヒボコの真相

第二章 3 天日槍の足取りと神社

3.槍(やり)と矛(ほこ)の違い 青銅製武器の種類 矛(ほこ)と槍(やり)の違い 一方、考古学的には、矛(ほこ)と槍(やり)と戈(クヮ)とは区別される。 弥生時代の遺物としては、矛が多数出土しているが、槍はほとんど出土していない。福岡県前原市三…

第一章 1.天日槍(あめのひぼこ)の謎

1.天日槍(あめのひぼこ)の謎 荒神谷博物館(左から銅戈・銅鐸・銅矛) 天日槍(あめのひぼこ、以下ヒボコ)は、但馬(たじま・兵庫県北部・旧国名)に住んでいる人なら知らない人はまずいない。新羅の王子で日本にやって来て、但馬・出石に留まり、帰化し…

第三章 ヒボコと伊和大神の国争い

1.ヒボコと伊和大神の国争い 『播磨国風土記』[*1]には伊和大神いわのおおかみと天日槍あめのひぼことの争いが語られている。結果としては住み分けをしたことになり、ヒボコは但馬の伊都志(出石)の地に落ち着いたことが語られている。 ヒボコは宇頭(ウズ…

第二章 2 天日槍の足取りと神社

2.天日槍の足取りと神社 [wc_box color="danger" text_align="left"] 天日槍の足取り [/wc_box] 天日槍(以下、ヒボコ)は但馬出石に安住の地を決めるまで、どういう足取りを辿ったのか。 『日本書紀』、『播磨国風土記』にその足取りが記されている。 『日…

第六章 ヒボコは日本人だった 神功皇后とそっくりなアメノヒボコの足跡

第六章 ヒボコは日本人だった [wc_box color="danger" text_align="left"] 神功皇后とそっくりなアメノヒボコの足跡 [/wc_box] 神功皇后とアメノヒボコは、多くの接点を持っている。 たとえば、三品彰英氏は、アメノヒボコと神功皇后(オキナガタラシヒメ)…

第四章 ヒボコはいつ頃の人なのか

第四章 ヒボコはいつ頃の人なのか 日槍の日本渡来時期? 天日槍はが渡来したのは、いったいいつ頃なのであろうか? まず『記』(『古事記』)から見ていこう。『記』では、人皇15代応神天皇の段に、 「又昔(むかし)新羅国主の子、名は天之日矛(ヒボコ)と…

第三章 4.ヒボコより伊和大神の方が鉄集団っぽい

3.ヒボコより伊和大神の方が鉄の集団っぽい 『播磨国風土記』にある伊和大神とヒボコの争いを、鉄原料の奪い合いであると見て、タタラ製鉄に優れていた出雲からやって来た伊和大神の方が鉄の集団にふさわしいという説もある。 伊和大神(いわのおおかみ) …

第六章 ヒボコは日本人だった ヒボコ登場の孝安天皇の頃に、まだ新羅国は存在しない

第六章 ヒボコは日本人だった [wc_box color="danger" text_align="left"] 天日槍登場の孝安天皇の頃に、まだ新羅国は存在しない [/wc_box] 天日槍(以下、ヒボコ)の年代については、数少ない史料からさぐるしかない。記紀をはじめ古文書は、日付を在位天皇…

第一章 2 なぜ「天」の日槍なのか

2.なぜ「天」の日槍なのか 『日本書紀』は、天日槍(あめのひぼこ)について詳しくは記していない。 しかし、なぜ、天日槍は、新羅の王子としながら、例外的に天皇家を表す天津神である「天」の日槍としたかが疑問だ。『日本書紀』は天日槍を、皇統以外の新…

第二章 天日槍の足取りと神社 5 出石神社 8種ものご神宝の謎

5 出石神社 8種ものご神宝の謎 なぜ8種ものご神宝が祭神として祀られているのか? 神社のご祭神は、神社に山や岩、川、火、雷など自然の神を神格化したものはあるが、出石神社は天日槍命を祭神とするのではなく、八種の神宝を伊豆志八前大神とし、合わせ…

第五章 但馬国は朝鮮半島南部への出兵基地だった?! 但馬国は朝鮮半島南部との国際ターミナルだった?!

第五章 但馬国は朝鮮半島南部への出兵基地だった?! [wc_box color="danger" text_align="left"] 但馬国は朝鮮半島南部との国際ターミナルだった?! [/wc_box] 突如、よそ者、しかも新羅の渡来人が大丹波では中心から離れた但馬に入っていて、但馬国を分立する…

第六章 ヒボコは日本人だった ヒボコは日本人だった?!

[wc_box color="danger" text_align="left"]天日槍(あめのひぼこ)は日本人だった [/wc_box] 天日槍の出自と倭韓一国説 『古事記』応神天皇記では、その昔に新羅の国王の子の天之日矛が渡来したとし、『日本書紀』では、垂仁天皇3年3月条において新羅王子の…

第三章 天日槍と多遅麻国誕生編 中嶋神社と三宅

第三章 天日槍と多遅麻国誕生編 中嶋神社と三宅 中嶋神社は豊岡市三宅に鎮座する。豊岡市三宅は、古くは出石郡安美(アミ)郷で、ヤマト王権が全国に設置した直轄地、屯倉(ミアケ)が置かれたことに由来する。屯倉とは収穫物をたくわえる倉庫から由来する。…

第三章 天日槍と多遅麻国誕生編 初代多遅麻国造 天日槍(あめのひぼこ)

第三章 天日槍と多遅麻国誕生編 初代多遅麻国造 天日槍(あめのひぼこ) [catlist id=599] 天日槍伝説 『日本書紀』では、以下のように記している。 日本書紀垂仁天皇三年の条 《垂仁天皇三年(甲午前二七)三月》三年春三月。新羅王子日槍来帰焉。将来物。…