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【日本神話】 第1巻「創世編」 第2章 国産みと島産み

高天原神話
国産み(くにうみ)とは日本の国土創世譚を伝える神話である。最後に生まれたイザナギイザナミは下界に矛を降ろして、大地に島を作りました。 葦原中国に降りた二柱は日本列島と八百万の神々を生んでいきます。

イザナギイザナミ

はるかな昔のことです。どろどろした固まりだった宇宙は、天と地に分かれ、神様たちが住んでいる天を、「高天原(たかまがはら)」といいました。

あるとき、神様たちが高天原から見下ろしてみますと、下界はまだ生まれたばかりで、ぜんぜん固まっていません。海の上を、何かどろどろ、ふわふわとした、くらげのようなものがただよっているというありさまでした。

■国産み

「このままではいけない」 そう話し合った高天原のえらい神様たちは、イザナギノミコトとイザナミノミコトという男女の神様に、天沼矛(あめのぬぼこ)という大きな槍(やり)をあたえ、下界をしっかりと固めて、国造りをするようにと命じました。そこで二人は、高天原から地上へとつながる天浮橋(あめのうきはし)の上に立って、槍の先で、どろどろとした下界をかきまぜました。

「こおろ、こおろ、こおろ」

したたりおちた塩からできたおのころ島*1におりました。イザナギノミコトとイザナミノミコトはそこで結婚し、イザナギノミコトとイザナミノミコトという男女の神様を生みました。

これが国のはじまりです。

かきまぜるたびに、大きな音がひびいてきます。二人が天沼矛(あめのぬぼこ)をすうっと引き上げると、槍の先からぽたぽたと落ちたしずくは、みるみるうちに固まってひとつの島ができあがりました。ひとりでに固まってできあがったので、この島のことを「おのころ島」といいます。

イザナギイザナミは、さっそくおのころ島へとおりてゆきました。

二人の神様は、おのころ島の上にりっぱな御殿(ごてん)を建てて、そこで結婚(けっこん)の儀式(ぎしき)をしました。こうして、最初に生まれたのが淡路島(あわじしま)で、その後、四国や、九州や、本州や、そのほかのたくさんの島々が生まれました。

*1 おのころ島…淡路島

大八洲(おほやしまぐに)」

淡道之穂之狭別島(あはぢのほのさわけのしま):淡路島 ・伊予之二名島(いよのふたなのしま):四国 胴体が1つで、顔が4つある。顔のそれぞれの名は以下の通り。 愛比売(えひめ):伊予国(今の愛媛県) 飯依比古(いひよりひこ):讃岐国(今の香川県) 大宣都比売(おほげつひめ):阿波国(後に食物神としても登場する・今の徳島県) 建依別(たけよりわけ):土佐国(今の高知県

・隠伎之三子島(おきのみつごのしま):隠岐島 別名は天之忍許呂別(あめのおしころわけ)

・筑紫島(つくしのしま):九州 胴体が1つで、顔が4つある。顔のそれぞれの名は以下の通り。 白日別(しらひわけ):筑紫国(今の福岡県) 豊日別(とよひわけ):豊国(今の大分県) 建日向日豊久士比泥別(たけひむかひとよじひねわけ):肥国(今の熊本県) 建日別(たけひわけ):熊曽国(熊襲) ・伊伎島(いきのしま):壱岐島 別名は天比登都柱(あめひとつばしら) ・津島(つしま):対馬島 別名は天之狭手依比売(あめのさでよりひめ) ・佐度島(さどのしま):佐渡島大倭豊秋津島(おほやまととよあきつしま):本州 別名は天御虚空豊秋津根別(あまつみそらとよあきつねわけ)

■島産み

二神は続けて6島を産みました。

吉備児島(きびのこじま):児島半島 別名は建日方別(たけひかたわけ) 小豆島(あづきじま):小豆島 別名は大野手比売(おほのでひめ) 大島(おほしま):周防大島 別名は大多麻流別(おほたまるわけ) 女島(ひめじま):姫島 別名は天一根(あめひとつね) 知訶島(ちかのしま):五島列島 別名は天之忍男(あめのおしを) 両児島(ふたごのしま):男女群島 別名は天両屋(あめふたや)

伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう) 兵庫県淡路市(旧津名郡一宮町)多賀 式内社名神大)、淡路国一宮で、旧社格は官幣大社 日本神話の国産みに登場する伊弉諾尊伊弉冉尊を祀る。

引用: 社団法人島根県観光連盟・島根県観光振興課 兵庫県立歴史博物館「ひょうご歴史ステーション」 ウィキペディア

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